最近、朝夕が涼しい・・・というか少し寒くなってきました。
(住んでいるところが山だということもあると思いますが☆)
お風呂でゆーっくりとか、髪を乾かす間の雑誌めくりなんかが楽しい時期です。
かなり前に買って、いろんな友達にすすめたり
自分自身何度もくり返し読んだ本のなかの一冊。
いわゆるジャケ買いでしたが、このあと一気に「江國ワールド」へ引き込まれた作品です。
つめたいよるに (新潮文庫)
江國 香織
短編集なのですが、そのなかでも「デューク」がおすすめ。
以前TVドラマ化されたのも観ましたが、何度読んでもいいです。
この話をアメリカ人の友達に読んで聞かせたところ、(つたない翻訳だったと思いますが・・・(涙))大絶賛でした♪(彼はロマンチストなのでね。)
これって場合によってはオカルト?かと思っちゃうんだけど、とってもやさしくていい話です。
「きゅーん」ってきます。
「桃子」は江國さんのデビュー作品。
ちょっぴり、夏目漱石氏の「夢十夜」の一編を思い出させるお話でした。
ニュージーランド人の英会話講師に読んだら(もちろんつたない翻訳で・・・(汗))、「うーん、日本的不気味な話だ〜」という感想をいただきました。
まぁ、そうなんですけど。(゚-゚)
がんばって読んだのに!もっと感想ちょうだいよ!
でも、逆ツッコまれそうだったので大人しくしてしまいました。(爆)
勇気がなかった当時の私☆
その他いろいろ入ってます。
短いお話ばかりなので、ちょびっとずつ読んでいけるのもいいかなと☆
”つめたい夜”にぜひ読んでいただきたい。
そんな短編集です。
この記事に対するコメント
デューク、たぶん今読んだらきっと泣いちゃう。
去年亡くしたシェリーを思い出して。
江國さんの小説では「流しのしたの骨」が好きだな〜
「流しのしたの骨」好きなんだ。
私は「神様のボート」かなぁ〜。
「デューク」は、私も泣いちゃいます(>_<)
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